小学館メディアプロモーションは小学館や関係会社が発行する雑誌のレップとして、1975年に創立されました。それから50年を経て、「雑誌」は紙にとどまらず、デジタル・イベント・動画・SNSとあらゆる形で世界観を表現し、「読者」が好きな形で好きな時間に触れられるメディアとなりました。
一方で、時流と共に広告主のメディアに対するニーズも変化し、それぞれが向き合うマーケットをどれだけ深く把握しているかが問われています。広告は「読者」に夢のある選択肢を届けるコミュニケーションです。私たちも担当メディアが抱えているマーケットを深く理解した上での企画を提案していくことが求められています。
そもそも「雑誌」は単なる情報媒体ではなく、ジャンルや形式に縛られない「雑多な情報が集まり、読者の知的好奇心を刺激する場」であり、時代の空気を吸い込んだ装置だと思います。紙かデジタルかを問わず、その本質は変わっていません。それは、IPを育むコミック誌や学習雑誌も含めてあらゆる雑誌や雑誌由来のデジタルメディアに言えることではないでしょうか。
私たちは出版界で働く者としてその本質を忘れずに、“出版コンテンツを基点とした広告とマーケティング”のプロフェッショナルとして切磋琢磨しながら、新しいジャンルの会社を目指して進みたいと思います。